Itsukano

日々のことをつらつらと。

「やりたいことをやって生きる人生」を実現するには、壺型キャリアをイメージすればいいと思う。

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こんにちは。さすらいPR(@sasuraipr)です。
春は出会いと別れの季節ですね。SNS上でも、年度末に色々な方の退職エントリやSNSでの報告が流れてきました。

「ふむふむ、あの人次はあそこに行くのか」なんてことを思いながら投稿を読む中で、個人的に興味を惹かれたのが、年度末でLIG退職し、フリーライターになるという人気ライターのさえりさん(@N908Sa)のこちらのツイート。 


このツイートを見て、「そうそうこれなんだよ」と共感したので、ちょっと今日はこのツイートと絡めて、どうしたら「やりたいことをやって生活できるか」というキャリア論に関するテーマで書いてみたいと思います。

キャリアはまるで壺のような形をしていると思う。

誰もが多かれ少なかれ、理想と現実のギャップに苦しんだことがあるのではないでしょうか。小さい頃に思い描いていた職業とは全く違う職業に就いたり、就職活動で第一志望の企業にあっさり落ちたり。

僕も、これまで

・高校受験失敗(数学が分からなすぎて逆に試験中暇でした)
・大学受験センター大失敗(緊張しすぎて全く英文が読めず)
・新卒での志望企業不採用(アルバイト用の履歴書を出してしまう無知っぷり)

と、ことごとく第一志望を逃してきました。


それで、社会人のはじめの方に「このままだと、俺の人生やばい…」という急な焦燥感のもと、キャリア論の本など貪るように読んで、あることに気づくようになりました。

それは、キャリアは壺型になっているということです。

ちょっと分かりづらい表現なので、説明します。

大抵の場合どうして夢破れて挫折するかというと、「〜になる」という、丸かバツかがはっきりした夢をいきなり持つから、「採用試験に落ちる」などといった形で具体的な形で失敗してしまうと思います。

この、いわゆる「試験」が大きな障害となる訳なので、いわば入り口がすごく狭いため、そこで多くの人が落ちてしまうのです。だけどこれまで生きてきて分かったことは、そうやって厳しく選抜している業界などでも、実際中に入って経験者となるとたくさんの求人があるということ。つまり、未経験には厳しく、経験者には甘いという構造なんですね。だから、入り口が狭くて、中は意外と広い、まるで壺のようだと思うのです。

壺の入り口を突破するために大切なたった1つのこと

では、このようにキャリアが壺のような形をしていると考えたうえで、その壺の中に入るにはどうすれば良いか。
それは、先ほど紹介したさえりさんのツイートにも書いてあるように、まず勝手に始めてみて、そこで実績を積み上げたうえで、その実績をもとに壺の中に入る。これに尽きると思います。

いきなり壺の奥に飛び込むのではなく、まずは壺の中に入ることを目的にする。そのためには、壺の付近で経験を積んで、勝手に経験者になる。これがいままで生きてきた中で、得てきた自分なりのノウハウです。

僕もこれまで常に未経験の職種ばかりで、最初に始めたPRから、自分でwebサービスを開発・運用してみて、その経験をもとに、IT企業のマーケ職になり、Webメディアにお願いして、無料で記事を書かせてもらい、その経験をもとにライター・編集者の職になるというように、やりたいことを実現してきました。

いまの時代、インターネットという表現の場があるので、大抵の職種はほんとうにこの戦法でなんとかなるかと思っています。(もちろん難しいケースもあると思います。)

ぜひ、何か「これで生きていきたい」という譲れないものがあるならば、この"勝手に始めてしまう"メソッド(仮)を試してみてはいかがでしょうか。

みなさんが、好きなことをやって生きていけますように。ではでは!